【IELTS対策】ライティングスコアを上げるポイント!Taskごとに解説

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今回はライティングスコアを上げるポイントを解説していきます。

IELTSの勉強方法については【IELTS対策】たった一ヶ月でスコアを2.0上げた方法

そもそもどのくらいのスコアが必要なのか知りたい場合は【イギリス留学】必要な英語力「IELTS」のスコア目安をのぞいてみてください!

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はじめに

イギリスの大学へ入学する前、恥ずかしながらIELTSライティングスコア3.5しかありませんでした。(3.5を取っている時点で英語苦手が証明されますね…)
それからわずか1ヶ月で5.0まで上げ、翌年6.0まで上げることができ、無事大学入学できました。

大学卒業後、当時を振り返って分かったこと。それは、

  • ライティングが一番勉強効果が出やすい
  • ポイントを掴めば確実にスコアアップ
  • 海外大学入学後の論文作成にそのまま役立つ

ということ。スコアで伸び悩んでいる方、前向きに頑張っていきましょう!

※ライティングは以下2種類あります

  • Task1:グラフ/チャート/図 を読み解き解説(150語〜/20分間)
  • Task2:お題に対する自分の意見を書くエッセイ(250語〜/40分間)

Task1対策

Task1の方が文字数・時間が少ない分、配点もTask2の半分となります。配点が半分だからと油断してはいけません。

Task1でどれだけ減点を抑えられるかがライティングスコアアップの鍵です。

評価基準は以下の通り

  • 十分かつ適切な回答か
  • 段落構成が組まれているか
  • 論理的な説明で一貫性があるか
  • 多様な語彙を適切に使えているか
  • 文法が適切か

これらの基準をクリアしていけば、多少語彙や文法ミスがあったとしても、6.0は取得できます。さらに上を目指していく場合は、語彙や文法ミスをしないことはもちろん、難しい言い回しなどを使っていく必要があります。

①段落構成を習得しよう

まずはTask1で使える型を覚えていきましょう。基本の型は以下の5段階構成です。

  1. 導  入:Introduction
     問題文を言い換え(paraphrase)します
  2. 概  要:Overview
    図表やグラフの特徴的なポイント(最低2つ)を要約します
  3. 説明1:Details1
      2で要約したポイントの一つを詳細説明します
  4. 説明2:Details2
      2で要約したポイントのもう一つを詳細説明します
  5. 結  論:Conclusion
    上記と別の言い回しで全体をまとめます

②段落ごとのポイントを掴もう

上記で説明した段落構成ごとにポイントを紹介しますので、実際に勉強時・本番に役立ててください。

  1. 導  入:Introduction
    Paraphraseのコツは2つ。
    ・類義語を使う
    ・文法を並び替える
    ※短い文章で何回も練習して慣れましょう
  2. 概  要:Overview
    図表やグラフの特徴的なポイントを簡潔にまとめる
    その時に使える単語例がこちら。「特徴的なんだよ〜」と分かるように書くのがコツです。
    例:The most / clearly shows / rapidly increased
  3. 説明1:Details1
      2で要約したポイントの一つを詳細説明します。
    詳細説明する際は、数値を参照し、時系列で説明または比較しながら説明をします。
  4. 説明2:Details2
      基本的に説明1と同様に詳細説明しますが、ここでのポイントは「繰り返さない」ことです。同じ言い回しは避けましょう。例:moreover – furthermore / decrease – decline
  5. 結  論:Conclusion
    上記と別の言い回しで全体をまとめます。
    導入のparaphrase力がここでも重要になります。

③単語のレパートリーを増やそう

Task1で使える便利な単語はある程度絞られます。例えば、

・Increase / Decreaseなどの類義語
・suddenly, dramatically, gradually, steadilyなどの程度を表す単語
・割合や分数などの英語表現

などです。これらのレパートリーを増やし、より適切な表現に近づけ、paraphraseすることで、スコアアップが期待できます。

 

Task2対策

評価基準は以下の通りTask1と似ていますが、赤色で記した部分がTask2でさらに気をつけなければいけない点です。

  • 十分かつ適切な回答か
  • 段落構成が組まれているか+明確か
  • 論理的な説明か+一貫性のある主張ができているか
  • 多様な語彙を適切に使えているか+繰り返していないか
  • 文法が適切か+多様な文法表現が使えているか

Task1とは異なり、文章力も試されるので、英語力だけでなく論理的説明力を付けることが鍵となります。

①段落構成を習得しよう

段落構成は大きく分けて4つ。この構成は大学論文でも非常に重要になってきますので、IELTSを勉強しながら基礎を身につけることで、入学後にも役に立ちます。

  1. 導  入:Introduction
  2. 本文1:Body1
  3. 本文2:Body 2
  4. 結  論:Conclusion

この4つの段落を明確に示しながら、一貫性のある文章にしていきましょう。
※文章の中身(賛成か反対か、なぜそう思うのか)について採点されることはありません。自分の意思をありのままに書いてもいいですし、嘘を突き通してもOKです。大事なのは、文章に一貫性があるかどうかです。

②段落ごとのポイントを掴もう

  1. 導  入:Introduction
    明確な主張を述べましょう。設問の種類は「賛成/反対」を問うものや「メリット/デメリット」を問うもの、課題解決に対する提案を求めるものなど様々です。
    設問の種類に合わせて、導入部分で結論を先に述べるようにしましょう。
  2. 本体1:Body1
    導入で述べた主張に対する理由を具体的に説明していきます。理由がいくつあるのかも明記しましょう。
    また、具体例やその他アイデアなどがある場合も、相関性などを明確にしながら説明していきます。
  3. 本文2:Body2
     上記同様
  4. 結  論:Conclusion
     本文で説明した理由を同じ単語を繰り返さないで簡潔にまとめ、導入で述べた主張を再度ここで述べます。

③時間配分の癖をつけよう

Task1では「単語のレパートリーを増やす」ことがポイントでしたが、Task2ではレパートリーが増えている前提でお話しします。

Task2の攻略法は「適切な時間配分」です。私のおすすめは以下の通り。

・ストーリー計画(〜10分)
・ライティング(25分)
・見直し(5分)

ストーリー計画に時間を費やしてください。全体構成が最初にクリアになっていないと、ライティング時に手こずるか、一貫性の無い文章になります。

しっかりと時間を費やし、一貫性のある構成が見えた段階で、ライティングに移りましょう。

ライティングの速さは人によると思いますが、全体構成が整っていれば、文章もすらすらと出てくるようになりますので、25分あれば足りるでしょう。

最後、全体を見直す時間は必ず設けてください。
手書きの場合は、見えにくい文字は無いか、スペースがしっかりと空いているか全体を確認しましょう。スペルミスや文法ミス(複数形など)が無いか確認をしたらペンを置いてOKです!

 

まとめ

今回ご紹介したのは、自分自身で気をつければスコアアップできるポイントです。上記のポイントをしっかりと理解し、単語レパートリーなどを増やしていけるように、毎日コツコツと勉強をがんばりましょう!

なお、別の記事でも紹介しましたが、とにかく過去問の回数を数多くこなし、第三者に添削してもらうことが重要です。インプットだけでなく、しっかりとアウトプットにも時間を費やしてみてください。

応援しています!

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