留学経験あります!
TOEIC高得点です!
ではその人がビジネス英語を話せるかというと、それは別問題。
結論から言うと、勉強で学ぶ英語(学習英語)、留学で身につく英語(留学英語)、ビジネス英語 これら全て異なります。
ビジネス英語を身につけたい方は、闇雲に英語を勉強し始めるより、先にビジネス英語の特徴を知ってから、対策した方が上達の近道になります!
今回は違いやビジネス英語を上達させるポイントを順番に解説します。
学習/留学/ビジネス英語の違い
簡単に表にすると下記のようになります。
学習英語 | 留学英語 | ビジネス英語 |
---|---|---|
インプット中心 | インプット→アウトプット | アウトプット中心 |
古風な文章含む | 話し言葉、若者言葉、 論文でアカデミック英語 |
大人な言葉遣い アカデミック英語 |
正確な文法 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル × 論理的説明力 |
もちろん頭脳明晰な天才は学習の時点でアカデミック英語の習得や英語での論理的説明ができるかもしれませんが、ここでは、一般的な場合を想定して説明します。
ビジネス英語上達方法
・コミュニケーション力
・論理的説明力
・アウトプットの速さ
これらが鍵になってきます。
ポイントを抑えて効率良く対策を取りましょう。
アカデミック英語
アカデミック英語とは、学術論文などで使用されている英語スタイルのことです。
留学していた方は既に論文で鍛えられているかもしれませんね。
ビジネスにおいても論文や資料を作成するのであれば、アカデミック英語を使用します。また、契約書もアカデミック英語で書かれていますので、サインする際は難しい単語を理解しなければなりません。
読み書き両方ともアカデミックにこなせるようになれば、ビジネスもスムーズに進みますね。
また、会話する場合はフォーマルな言葉遣い且つ適切な文法を使用します。会話なのでアカデミック英語といっても学術的な言い回しは必要ありません。失礼の無いよう、フォーマルな言葉遣いを心がけましょう。
コミュニケーション力
ビジネスをする上で、コミュニケーション力は大事なスキルです。これは日本人同士のビジネスでも同じことが言えます。
英語でビジネスをする際はどうでしょう。日本人相手と同じやり方で上手くいくでしょうか?
答えはNOです。
ビジネス英語でのコミュニケーション力を上げるには、まずは異文化理解力を付けましょう。
つまり、相手の国や文化を理解することです。
異文化理解力を付けることで、海外とのビジネスがスムーズになり、結果としてコミュニケーション力を向上させることができます。
例えば、会話の間の感覚。下の図を見てください。
イギリスとイタリアはどうでしょうか。話が被っていますね。さらには、イタリアの場合大半被っています。
実際にイタリアのラジオなど聞いてみてください。面白いくらい被っています。
このように、相手の文化を知ることで、コミュニケーションの取り方が異なることが分かりますね。
異文化理解を意識しないままコミュニケーション取ると、何で日本人は黙っているんだ?意見ないのか?と思われてしまいます。
相手の文化に寄り添いながら、スムーズにコミュニケーションをとっていきましょう。
論理的説明力
論理的説明力もコミュニケーション力と同様、日本人同士でのビジネスでも大事なスキルです。
何を伝えたいのか、WhatやWhy、Howを明確に。
説明の順番は『結論→理由説明→結論』
でないと、途中から話を遮られてしまいます。
最初に3つあると伝え、1つ目、2つ目…と進めていけば最後まで理由説明でき、説得力もあがります。
アウトプットの速さ
今まで説明してきたスキルを習得したら、それらをすばやくアウトプットしていくことが重要です。
『アカデミック英語 × コミュニケーション力 × 論理的説明力』
コミュニケーション力が上がっても、英語が出てくるのが遅ければ十分なスキル発揮できませんし、英語は出てきても論理的に説明できずダラダラ話してしまってはもったいないです。
全てのスキルをバランス良く使いこなせるように、アウトプットの速さを高めましょう。
この点においては、日頃から練習するのが一番手っ取り早いです。オンライン英会話などを利用し、積極的にアウトプットしていきましょう。
最後に
ビジネスをする上では日本相手でも海外相手でも基本は同じです。大切なのは文化と言語が異なることを意識して行動することです。
ビジネス英語だからといって身構えず、ポイントをおさえながらどんどん練習を重ねていきましょう!
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