先日第二子をイギリスで出産し、妊婦健診から産後の過ごし方含め、日本との違いを目の当たりにしました。
正直イギリスの方が産後のケアは良いのかも!と思ったので、今回は産後のケアについてまとめていきます!
今までの妊婦健診や出産レポについては↓からご確認ください♪
イギリスでの妊娠・出産①【妊娠発覚〜妊婦健診】母子手帳・マタニティマーク
家庭訪問
イギリスでは産後の回復が良好であれば、翌日に退院することができます。(というか翌日退院が普通)
NHSで出産した場合はほとんど翌日退院ですが、私はプライベートで出産したので、連泊を希望し2泊3日しました。
こんなに早く退院してしまうことにはじめは戸惑いましたが、この後早期退院する良さを十分に理解することができました。
Midwife訪問
退院した翌日、地域のMidwifeが突然訪問してきました。(普通は事前連絡あり)
私は昼寝で爆睡していたので、旦那がチャイムに出たところ、Midwife訪問とのこと。起こされた私の目の前には知らない女性が立っていて、状況を理解するまでに時間がかかりました(笑)
出産した病院から地域のNHSのMidwife等に出産情報が共有され、退院した翌日や二日後には訪問してくれる仕組みがイギリスにはあります。
私の場合、以下のスケジュールで訪問してくれました。
6/9 体温・臍の緒・黄疸(数値で確認)・血液採取
母体の血圧・会陰のチェック
6/10 体温・体重・黄疸(数値で確認)・授乳量
6/13 体重・黄疸(目視で確認)・授乳量
6/17 体重・黄疸(目視で確認)・授乳量
Health Visitor訪問
Midwife訪問とは別にNHSのHealth Visitorによる訪問もあります。大体退院から1週間半後くらいになります。(2回目は約1ヶ月後)
こちらは体重や黄疸の確認というよりも、質疑応答がメインといった感じでした。
出産時の情報(産院が用意した紙)をチェックしながら、授乳について、母親の気分について、家族・親族の病歴についてなど、たくさんの質問に対する回答をHealth Visitorが記録していきました。
NHSに勤めている知人から、Health Visitorは家庭環境のチェックも兼ねて訪問していると聞いたことがあります。だからといって部屋を綺麗にしておかなければいけないことはありません。
ネグレクトやDVなどの可能性はないかくらいのチェックだと思いますので、無理して掃除しなくて大丈夫です♪産後なので。
Health Visitorの方もすごく感じ良く、2歳の息子はお姉さんのことを気に入ったようで、ずっとくっついていました(笑)
すると2歳児の発達健診について予約とっているか確認してくれ、すっかり私は忘れていたので、ついでに予約をお願いすることができました。
また、地域の無料の集会について案内があり、ベビーマッサージや授乳レッスン、絵本読み聞かせなどをやっているから良ければ行ってみてねとのこと。
1人で抱え込まずにいつでも相談できる環境を提供することで産後鬱の対策をとっているのだと思います。
赤ちゃんのケア
赤ちゃんのお世話についても日本と異なる点が多々ありましたので紹介します。
沐浴
日本では「毎日なるべく決まった時間に沐浴してあげましょう」と指導されましたが、イギリスでは臍の緒が取れたら初沐浴と指導されました。
しかも沐浴は週1−2回でOKとのこと。硬水なので頻繁に沐浴すると乾燥しすぎるそうです。
地味に大変な沐浴の回数が少ないので、非常に楽でした♪
臍の緒
日本では「消毒をつけた綿棒で手入れ」と指導されましたが、イギリスは基本的に放置して徹底的に乾燥させる方針。
定期的に訪問してくれるMidwifeもチェックしてくれるので心配することなく、とことん放置した結果、生後9日で綺麗に取れました!
これまた放置するだけなので楽でした♪
保湿
日本では「毎日の沐浴後にしっかりと保湿」と言われていますが、イギリスでは乾燥が気になるようだったら…くらい。
なので週2回の沐浴の後にサラッと塗るくらいにしているので、保湿も楽です♪
最後に
国によって産後のケアや赤ちゃんのお世話の仕方がこんなにも違うと知ることができ、非常に良い経験をすることができたと思っています。
どちらにもそれぞれの良さがあるので、正解はありませんがイギリスにいる間はイギリスの方針に沿って育児をしてみようかなと思います♪
産後の6 weeks健診や予防接種などについては追々書いていきます
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