今回は無痛分娩の出産レポです!
出産当日の様子や無痛分娩を通して感じたことなどを紹介しますので、これから出産される方や無痛分娩にするか迷っている方の参考になれば嬉しいです!
無痛分娩について
無痛分娩の中でも大きく2つに分けられます。
一つは始めから痛みを取り除く計画無痛分娩。もう一つは陣痛がきて、子宮口が4cmほど開いてから麻酔を入れる無痛分娩(和痛分娩)です。
私が出産した病院は後者の無痛分娩(和痛分娩)でしたので、陣痛は通常通り経験しました!
和痛分娩は陣痛を完全に取り除くのではなく、痛みを軽減する程度でしたので、いきむ感覚も残っていました。
出産当日の様子
予定日になっても陣痛は来なく、予定日に妊婦検診を入れていたので、いつも通り病院へ行きました。
特に変わった様子はなく、エコーやNSTも終わり、両親の車に乗って実家へ。生まれる様子もなかったので、帰りにケーキを買って帰りました。
13時頃に昼食をケーキを食べたのですが、お腹が強く張る感じが時折あり、休み休み食べていました。
ここからは痛みの間隔なども記録していたので時系列で記載します。
14:50 トイレで軟便
14:53 トイレから出ようとしたところ強めの腹痛
15:16 下痢と腹痛
私は「下痢による腹痛でお腹も張っているんだ」と勘違いしていましたが、その痛みは陣痛だと母から言われ、入院バッグがある自分の家に急遽帰ることに。
17:00 病院に電話→家で1時間様子見るように言われる
18:00 病院に電話→5分間隔のため来るように指示される
18:50 病院到着(車の中では一番酷い時の生理痛が4分間隔)
19:00 陣痛室にて尿検査とNST (痛みが来ると動けない痛み)
19:30 3〜4分間隔の痛み (腰や骨盤の痛みが強くなる)
20:00 子宮口5-6cm (腰まわりから脚の前の付け根にかけて重く響くような痛み+下腹部痛)
最初の内診の時点で子宮口5-6cmだったため、先生は急いで麻酔科医を呼び、その間に血液検査、点滴、血中酸素濃度、血圧、コロナ検査が行われました。
20:35 麻酔開始(15分に1回好きなタイミングで麻酔を入れる)
20:35-21:00 腰の痛みは少し楽になったが呼吸を整える必要あり21:30 1-2分間隔の痛み (麻酔をしててもかなり痛い)
21:45 子宮口9cm→分娩台へ移動
22:00 子宮口全開 (いきみ開始)
22:15 破水
22:37 誕生
生まれると同時に痛みは無くなり、達成感と感動で一気に気持ちが切り替わりました。胎盤処理や会陰切開部分の縫合などをしてもらっている間に、家族にビデオ通話をしていました。
03:00 初めての授乳&トイレ(車椅子)
04:00 麻酔も完全に切れて会陰切開部分の痛みが出る
無痛分娩による出産を振り返って
結論から言うと、私は無痛分娩を選んで良かったと思っています。
主な理由は3つ。
・分娩時に赤ちゃんが出てくることに集中できる
・産後の回復が早い
出産に対する恐怖心の軽減
初産なので出産に対する恐怖心(陣痛怖い…)がありました。
しかし、コロナ禍で1人で出産(しかもマスク着用)しなければいけないので、恐怖心は尚更ありました。
少しでもリラックスして出産に挑めるように、無痛分娩を選択。気持ちがだいぶ楽になり、陣痛が来てからも落ち着いて対応することができました。
分娩時に赤ちゃんが出てくることに集中できる
痛みが完全に取り除かれることはなく、適度に痛みや苦しさが残ってくれたので、しっかりといきむことができました。
「赤ちゃんが出てきているよ」「髪の毛が見えてきたよ」などの助産師さんの言葉を冷静に聞くことができ、生まれてくるその瞬間に集中することができました。
どぅるん!と出てくる感覚はあったので、その感覚や生まれた瞬間の赤ちゃんの様子などを噛みしめることができて本当に良かったと思っています。
産後の回復が早い
陣痛に耐える時も落ち着いて呼吸を整え、麻酔後もリラックスしながら痛みと向き合えたので、変に力を入れることはなく、筋肉痛になることはありませんでした。
夜中の1時に病室に行き、1時間半ほど寝て初回授乳をし、また2時間ほど寝たらだいぶスッキリしました。
会陰切開部分の痛みだけは辛かったですが、疲労感のようなものはあまりありませんでした。
出産にはイメトレが大事!
無痛分娩でも普通分娩でも共通して言えるのは、出産前にイメトレすることが重要ということです。
どんな流れで出産をするのか、破水から始まった場合はどう対処するのか、陣痛をどうやって乗り越えるのか。
色々なケースをイメトレして情報を集めておくことで、落ち着いて対応することができます。
また、呼吸法は本当に大切で、「息を深く吸って、口から長く息をはく」練習を寝る前などにしておくと、陣痛中に上手に呼吸することができました。
呼吸を上手にすることでいきみ逃しもスムーズにできました!
最後に
自分が納得のいく方法で出産をすることで、出産前後の気持ちも楽になると思います。
無痛分娩に少しでも興味がある場合は、メリットやデメリットなどを調べて検討してみてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!
陣痛・入院バッグの中身紹介動画はこちら↓
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